コードバンとナポレオン―カーフ

「コードバン」という名前の由来は、スペインのコルドバ。
コルドバ地方の山羊革（コードバン）に似ていることから、「コードバン」と呼ばれるようになったと言われています。
もちろんこのコードバンは山羊ではなく馬革です。

それもヨーロッパ地方で食肉用としてごく少数生産されている農耕馬から採れる希少性の高い革。
採れる量が僅かで、なかなか世に数多く出回ることが難しい革です。

なので、コードバンを使用した商品が定価で安く売られる、ということはありません。

「革のダイアモンド」とか「幻の革」とも呼ばれていて、
希少性と質、強度の高さから動物皮革の中では特に高級品とされているからです。

コードバン・二つ折り財布　2012年12月20日22時再販開始！

次に、ナポレオンカーフです。

ナポレオンカーフは、日本での流通はなく、ココマイスターが唯一商品化をしています。
最高級イタリア産カーフを使用していて、革の表面を起毛させてオイルを染み込ませ作っていきます。

オイルドヌバックの醍醐味を堪能できますよ。

ナポレオンカーフは、1800年代から続いている欧州ブランドで使われていたそうです。

革を触ると、繊維質でワイルドな感じのする触り心地です。
傷が付きやすいというナイーブな一面がありますが、こすると消えていきます。

経年変化が非常に速い革で、置いておくだけで変化していきます。
半年を過ぎた革は色も艶感も変わっていきます。

ナポレオンカーフ・ボナパルトパース（オリーブ色）
2012年12月20日22時再販開始！

ナポレオンカーフ・アドルフコインパース（ブランデー色）　2012年12月20日22時再販開始！

コードバンもナポレオンカーフも珍しい革ですが、それぞれの特徴を理解して使ってみるとひと味もふた味も違ってきます。
あなたにぴったりの革製品が見つかりますように。